CPU耐性テスト -Celeron 566(FC-PGA)-
Last Updated : 2000/04/14


2000年4月、巷にようやくCoppermineコア搭載の新Celeronがお目見えしました。
しかし、残念な事にFSBは66MHzのままでした。そのため566もFSB66MHz x 8.5倍という高倍率になっています。
その他にCoppermineのP3との違いは、L2キャッシュ容量が半分、L2レテンシーがP3は"0"、セレは"2"という事です。
技術的な評価は先陣を切られた、浜ちゃんJAMさんきちさんのHPを参考にして頂く事にして、
私のページでは、冷却の違いによりどこまでOC出来るか、またCoppermine P3とのベンチ比較を主に報告していきます。


私のCeleron566の紹介です。

CPU....Celeron566MHz(Coppermine FSB66MHz x 8.5倍)
(SL46T Q013A062-0290 MALAY)

それぞれの画像をクリックすると拡大します。
裏面の画像は、左がCeleron566で、右がPentiumiii500E。

<テスト環境>
CPUCeleron566(FC-PGA)
ゲタSOLTEK SL-02A++
M/BAbit BF6(EP-BX6SE壊れちゃったかも・・・)
MEMNB Micron-75B(9920) PC133 CL3 128MB
G/BMatrox G400DH 32MB(バルク)MAX化済 コア152 メモリ202 RAMDAC360
HDDSeagate MEDDALIST PRO U-ATA33 4.5GB
音源SB Live! Value
電源Seventeam ST-301HR(300W)
OSWin98SE、DirectX7(1280x1024 32ビット)
Vioは3.70V、メモリ設定は2-2-2-2-F、FSBはCPUBoostにて変更


<L2キャッシュの謎>


なぜか、64KBを超えたところで、急激に落ちています。
CeleronのL2キャッシュの容量は、128KBのはずなのに・・・  謎です。(^^;


<リテールファン(P3-500E用)でのOC耐性> 室温23℃、システム温度25℃、CPU無負荷時温度28℃
Vcore PCI AGP 限界FSB 限界クロック FINAL REALITY 1.013DMark2000Superπ
2D3DBusOverall3DMarkCPU104万桁
1.50V1/31/188.59MHz753.04MHz6.375.8210.466.6830162083'00"
1.60V1/31/193.96MHz798.68MHz6.875.9411.247.0130192062'51"
1.70V1/31/197.54MHz829.11MHz7.106.0811.707.2330872122'44"
1.75V1/31/1100.23MHz851.93MHz7.256.0812.027.3231442192'39"


リテールファン(P3-500E用)での常用レベルはかなり低いと思われます。ただ単に私のCPUがハズレなのかも・・・(^^;
Vcore1.5VでFSB88MHzまでOKでしたが、PCIの設定を任意に1/3に出来るマザーでないと厳しいと思います。
Vcoreを1.7Vまで上げても良ければ、リテールでの使用の場合は800MHzオーバーで安定させる事が出来ると思います。


<ALPHA PEP66でのOC耐性> 室温22℃、システム温度24℃、CPU無負荷時温度25℃
Vcore PCI AGP 限界FSB 限界クロック FINAL REALITY 1.013DMark2000Superπ
2D3DBusOverall3DMarkCPU104万桁
1.50V1/31/196.65MHz821.51MHz6.975.9911.507.1130822122'45"
1.60V1/31/1102.91MHz874.74MHz7.516.1612.177.4733732452'35"
1.70V1/32/3107.39MHz912.78MHz7.856.2610.287.3432462352'29"
1.75V1/32/3109.18MHz927.99MHz7.986.3110.517.4432922412'26"
1.85V1/32/3110.07MHz935.59MHz7.996.2810.487.4233282462'25"
注)BF6にて、Vcore1.85Vまで上げるためには、ゲタの設定を1.6Vにする必要があります。



CPUクーラーを替えるだけでCeleronの耐性がかなりアップしました!!
Vcore1.75時、リテールファン(P3-500E用)で850MHzがやっとだったのに対し、
ALPHA PEP66に替える事で935MHz(Vcore1.85V)まで各ベンチが通るようになりました。
※943.20(110.96 x 8.5)MHzは、FR以外は通りました。
更にπ104だけで言えば、950.81(111.86 x 8.5)MHzまで通ってくれました(2'22")。(^_^)

さすがに935MHzでの使用は安定しませんので、純空冷での常用は920MHz(Vcore1.75V)が限界と判断しました。
純空冷1Gオーバーの夢を適える事は出来ませんでしたが、コストパフォーマンスは決して悪くは無いと思います。

<純空冷WCPUIDの限界> 取りあえずギガロンです。(^^;



<Coppermine Celeron vs Coppermine Pentiumiii>
ここでは、それぞれを約850MHzで稼動させた状態での比較を行います。
EP-BX6SEのBIOSがまだ8.5倍に対応していないため、P3-700ESを使った場合、
106.49 x 8.0 = 851.93MHzになってしまいます。ご了承下さい。m(_ _)m
尚、P3のベンチ取り時はマザーをEP-BX6SEでHDDをFT66 + FBKA9.1GB x 2で行なっています。それ以外は同じ構成です。
CPU PCI AGP FSB x 倍率 クロック FINAL REALITY 1.013DMark2000Superπ
2D3DBusOverall3DMarkCPU104万桁
Celeron5661/31/1100.23MHz x 8.5倍851.93MHz7.256.0812.027.3231442192'39"
Pentiumiii700ES1/31/1106.49MHz x 8倍851.93MHz7.316.5810.447.3834402602'32"

上の表を見て頂くと、CeleronとPentiumiiiの対決は、ほぼ互角と言えるのではないでしょうか?
やはり、若干ながらFSBの高いPentiumiiiの方がベンチは良いですが、実際にFSB100にした時のPentiumiiiと
比べれば、殆ど同じ値になると思われます。
コストパフォーマンスを考えるとCeleronしか無いでしょう!!
ただし、この結果はPentiumiii500EをFSB150 x 5倍で動かした時よりも負けている事を付け加えさせて頂きます。


<Super超頻水郷 + 85Wペルチェ(12V印加)での限界調査>


各種ベンチマークを計測するつもりでしたが、時間の関係でπ104万桁のみ行わせて頂きました。
結果から先に言ってしまいますと、ペルチェを使用してマイナス温度を持続出来ればギガロンは余裕のようです。
Cele566の場合は、FSB118 x 8.5倍で1GHzを超えてしまうため、メモリ、VGAなどにあまり気を使う必要も無く
取りあえず、1Gを拝んでみたい方には最適かも知れません。
ベンチ結果ですが、さすがに良いとは言えませんがFSBが低いという事で納得するしかないでしょう。(^^;


<最後に・・・>
Coppermineコア搭載の新Celeronは、さすがと言うべく耐性が良いと思いました。
環境及びCPU単体の耐性にもよりますが、純空冷で900MHzオーバーはほぼ狙えるものと思われます。
今回のテストでは、定格の566MHzが純空冷の常用限界で920MHzと約1.6倍の性能を発揮してくれました。
これから、出てくる533A、500A(噂では出るらしい)も同じような耐性であると思われますので、
そちらを狙う事で、FSBが高くなりベンチマークには有利になってくると言えるでしょう。
Celeron700前後のCPUが出回る頃には、コアの耐性も上がり空冷で1Gオーバーも夢では無いかも知れません。
今後が大いに楽しみなCPUですから、みなさんも時期を見極めて購入されてみては如何でしょう?


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