KANIE Hedgehog-typeW & hybrid
Last Updated : 2001/08/07


発売前に運良くカニエの最新ヒートシンクを入手出来ましたのでご紹介させて頂きます。
WINGとして一部で噂になっていたオーバークロッカーご用達Dual FAN対応ヒートシンクは
正式名称を「typeW」と変更して発売されるようです。
また、既に「294M」として販売されているタイプに「hybrid」が追加されます。

下記で紹介するものはサンプルとして入手したものですので、
製品版では仕様が変更になるかも知れません。ご了下さい。



まずは、それぞれがどのような物か見てみる事にしましょう。

typeW(右)とhybrid(左)の全景です。


<hedgehog-typeW>

typeWの「W」は、WINGの「W」?WIDEの「W」? 見た目もカッコえ〜!


typeWのバッファ部。見事な仕上がりです。


EPoX EP-8K7Aにセットしてみました。
うまくコンデンサー、ポート類を避けています。
固定金具も改良されて1箇所から3箇所へ固定箇所が増えました。
そのお陰で更にバネ力を強化出来ています!!


実験用のため、EP-8K7Aは寝かして使用。
今回からバネが強くなっているのでケースに入れても不安は
無いと思います。
でも、typeWを使う方はケースになんて入れないかな?(爆)


<hedgehog-hybrid>

銅とアルミのハイブリッド。ノーマルの294Mとの性能差は如何に?!


hybridのバッファ部。こちらの仕上がりもお見事!!


238Mの時に比べて明らかに固定金具の強度が上がっています。
その分、バネも強くなっているので固定し辛いという噂も。(^^;;;
この辺は、慣れでカバー出来るでしょう!(^^)

※Socket系のヒートシンクの場合は固定時にM/Bを
 傷つけてしまうことがありますので気を付けて作業しましょう。



グリスの販売も始めるとの事です。
名称は「G750」で、GSグリス系のグレー色で固めです。
私はGSグリスの時から固めのグリスは苦手です。(^^;
これも使っていけば慣れるかなぁ〜(^^;;;





<シンク検証>
冷却能力の高いヒートシンク程、CPUの能力をフルに引き出してくれます。
また、定格動作時にはきちんと冷却してくれる事により寿命を
伸ばす事にも一役買ってくれます。

今回は、以前より持っていたALPHA社製のSocket用ヒートシンクも含めて
各種検証を行ってみました。

テスト環境
CPU・・・Athlon TB1.4GHz
M/B・・・EPoX EP-8K7A
室温:28℃

温度測定は、下記のようにCPUとヒートシンクの間にサーミスタを挟む方法で行っています。
KANIE Hedgehog-typeWKANIE Hedgehog-hybridKANIE Hedgehog-238M
KANIE Hedgehog-294MALPHA PEP66ALPHA PAL6030
今回のテストは、ヒートシンク本来の性能を計測するために
PCケースから出した状態で行っております。
更に全てKANIE純正FAN (5400rpm) を使用する事で同一の条件にしています。
(但し、KANIE hedgehog-typeWのみDual FAN...5400rpm x 2)


<冷却性能検証>
TB1.4Gを定格動作させてBIOS起動からSuperπ419万桁計測後までという
一連の操作の中で温度測定をしてみました。


シンクBIOS表示中 *1Win起動後 *2π419計算中 *3π419終了後 *4
KANIE
Hedgehog-typeW
39.8℃39.4℃41.8℃39.7℃
KANIE
Hedgehog-hybrid
42.6℃42.5℃45.6℃43.0℃
KANIE
Hedgehog-238M *5
42.5℃41.9℃45.0℃42.4℃
KANIE
Hedgehog-294M
41.1℃40.1℃43.2℃40.8℃
ALPHA
PEP66 *6
42.2℃42.0℃45.2℃42.7℃
ALPHA
PAL6030
42.7℃42.5℃44.9℃43.1℃
*1・・・起動時にBIOSを表示させ、3分間放置した際の温度
*2・・・Windows2K起動後、3分間放置した際の温度
*3・・・Superπ419万桁計算中の最大温度
*4・・・Superπ419万桁計算後、3分間放置した際の温度
*5・・・Hedgehog-294Mの固定具を使用
*6・・・通常の付け方では付かない為、本来の性能が出ていない可能性があります。


<OC耐性検証>
冷却性能に引き続き、OC耐性の検証をしてみました。
電圧を定格の1.75V時と2.05V時の耐性変化及びその時の温度状態を調べました。
OC耐性と言えば、お決まりのSuperπ104万桁完走クロックの限界チェックです。


シンクVcore1.75V最大CLK(温度)*1Vcore2.05V最大CLK(温度) *2
KANIE
Hedgehog-typeW
1638.34MHz(41.9℃)1743.71MHz(51.2℃)
KANIE
Hedgehog-hybrid
1627.81MHz(45.8℃)1722.63MHz(55.4℃)
KANIE
Hedgehog-238M *3
1627.81MHz(45.2℃)1722.63MHz(54.5℃)
KANIE
Hedgehog-294M
1636.34MHz(43.4℃)1733.17MHz(53.3℃)
ALPHA
PEP66 *4
1627.81MHz(46.3℃)1712.10MHz(57.8℃)
ALPHA
PAL6030
1617.28MHz(46.9℃)1712.10MHz(60.2℃)
※上記のテストは<冷却性能検証>後、引き続き行っています。
*1・・・Vcore1.75VにてSuperπ104万桁が完走した最大クロック及び最大温度
*2・・・Vcore2.05VにてSuperπ104万桁が完走した最大クロック及び最大温度
*3・・・Hedgehog-294Mの固定具を使用
*4・・・通常の付け方では付かない為、本来の性能が出ていない可能性があります。


<総評>
今回テストした中では、やはりDual FANタイプのHedgehog-typeWが性能的には一枚上手のようです。
過度なOCをする際は、ぜひ入手しておきたいアイテムと言えるでしょう!
すでに市販されているHedgehog-294Mも良い成績を残しました。238Mからの改良版だけはありますね。
常用しながらOCもと言う方にはお薦めだと思います。
hedgehog-hybridは、軽量化を図った238Mと言った感じで常用マシン向けと言えるでしょう。

今回、ALPHA社製のヒートシンクも検証しましたが、やはりPen3向けに開発され発売されてから
月日も経っているので思った以上の成果は出せませんでした。
ただ、PEP66につては注でも書いていますが今回テストしたEP-8K7Aでは通常の装着方法では
付けられなかった為、本来の性能を出し切っていないかも知れないと言う事を付け加えさせて頂きます。

夏真っ盛りの中、みなさんはどのヒートシンクを使用してオーバークロックしますか?
やっぱ、KANIEカニ?(サブ〜(^^;)



Special Thanks
[HOME]