copper CPU Cooler
Last Updated : 2002/03/23


Pentium4 Socket478用のcopper製のCPUクーラーをお借りする事が出来ましたので
Pentium4 2.2GHzで使用して検証してみました。
銅製で出来ているため重量感があり見た目からはいかにも冷えそうといった感じです。(^^)
ただリテールシンクと比べると大きさがかなり小さいためちょっと気がかりです...


<copper ATT-CM230>
FAN:70*70*15mm 5000rpm
MaxAirFlow=42.73CFM
MaxAirPressure=5.03mm-H2O
AcousticalNoise=39.58db-A

まずは、外見から...


小ぶりですが銅製という事で重みはずっしりです。


薄型のファンを使用しているため高さはかなり抑えられています。


バッファ部ですが若干ザラ付き感があります。
使用時は研磨したほうが良さそうですね。



リテールシンクと比較してみました。
一目でわかりますが大きさ、高さがかなり違います。
重さはcopperが圧倒的に重いですけど。(^^;


ABIT TH7IIに装着してみた感じです。
標準のリテンションを使用するタイプです。


画像からもわかるように高さはリテンション程度です。
リテンションを使用した止め具も取り付け易く好感が持てます。



<シンク検証>
Pentium4の売上が伸びているのにも関わらず思ったほど市販のCPUクーラーは存在しません。
その中、完全な銅製で作られたcopper ATT-CM230は貴重な存在と言えるでしょう。

Pentium4付属のリテールクーラーもかなりの大きさである事からPentium4の発熱の多さがわかります。
果たして市販のCPUクーラーはリテールクーラーの性能以上できちんと冷却をする事が出来るでしょうか?

テスト環境
CPU・・・Pentium4 Northwood 2.2GHz
M/B・・・ABIT TH7II(i850)
OS ・・・WindowsMe
室温:20℃

温度測定は、M/B(TH7II)付属のハードウエアモニタを利用しました。

copper ATT-CM230リテール
KANIE Hedgehog-typeW
現在の所残念ながらSocket478用のシンクは発売されていません。
ALPHA PAL8045
Socket478用のシンクとしてPAL8045をベース?にした
PAL8942が発売されています。
今回のテストは、ヒートシンク本来の性能を計測するためにPCケースから出した状態で行っております。
グリスはサンハヤト製のものを使用。
KANIE Hedgehog-typeW及びALPHA PAL8045はSocket478に対応していませんが
性能チェックという意味で独自の固定方法で使用しています。

<冷却性能検証>
Pentium4 2.2GHzを使用してS-PI419万桁の計算時の最大温度及び計算終了3分後の
温度をクロックを変更したりVcoreを上げたりしながら測定してみました。


シンク起動直後 *12.2G
S-PI419計算中 *2
2.2G
S-PI419
計算終了3分後 *3
2.4G
S-PI419計算中 *4
2.4G
S-PI419
計算終了3分後 *5
2.6G(Vcore1.7v)
S-PI419計算中 *6
2.6G(Vcore1.7v)
S-PI419
計算終了3分後 *7
リテール38℃45.5℃37.5℃47℃38℃55℃42℃
copper
ATT-CM230
37℃44℃36℃47℃36℃54.5℃40.5℃
KANIE
Hedgehog-typeW *8
37℃44℃36℃45.5℃36℃50℃38℃
ALPHA
PAL8045 *8
36℃43.5℃34.5℃43.5℃34℃48.5℃37℃
*1・・・2.2GHzで起動直後にハードウエアモニタを起動し計測
*2・・・2.2GHzでS-PI419万桁計算中の最大温度
*3・・・2.2GHzでSuperπ419万桁計算後、3分間放置した際の温度
*4・・・TurboPLLで2.4GHzにクロックアップしS-PI419万桁計算中の最大温度
*5・・・TurboPLLで2.4GHzにクロックアップしSuperπ419万桁計算後、3分間放置した際の温度
*6・・・可変抵抗で1.7V昇圧させTurboPLLで2.6GHzにクロックアップしS-PI419万桁計算中の最大温度
*7・・・可変抵抗で1.7V昇圧させTurboPLLで2.6GHzにクロックアップしSuperπ419万桁計算後、3分間放置した際の温度
*8・・・通常の付け方では付かない為、本来の性能が出ていない可能性があります。


<OC耐性検証>
冷却性能に引き続き、OC耐性の検証をしてみました。
Vcoreを定格の1.5vに固定しS-PI104万桁が完走できる最大クロックを検証しました。


シンク最大クロック
リテール2478.22MHz
copper
ATT-CM230
2480.99MHz
KANIE
Hedgehog-typeW *1
2492.04MHz
ALPHA
PAL8045 *1
2492.04MHz
※上記のテストは<冷却性能検証>後、引き続き行っています。

*1・・・通常の付け方では付かない為、本来の性能が出ていない可能性があります。


<総評>
今回お借りしたcopper ATT-CM230ですがリテール同等の性能を発揮出来ました。
大きさから考えると性能的には優れていると言えるでしょう。
本音を言うと体積を増やした高クロック対応版等が出ればなぁ〜と思っています。(^^;
通常に使うには十分な性能を持っていて販売価格も3千円前後という事ですので
バルクのCPUを購入した場合はこのCPUクーラーはお得と言えるでしょう。

今回、検証用としてKANIE社製のHedgehog-typeWとALPHA社製のPAL 8045を無理やり
装着してみましたが予想以上の性能でした。
KANIE社製としてSocket478用のCPUクーラーが発売されていないのは非常に残念です。
今後はぜひ正式対応したCPUクーラーが発売される事を願っています。
ALPHA社からはすでにSocket478用のPAL8942が発売されていますので機会があれば入手して
検証してみたいと思います。


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